網野観光 |
浅茂川漁港
京都府京丹後市網野町内の最大の漁港が浅茂川漁港。大型松葉ガニ船が丹後半島沖で松葉ガニ漁を行い、この浅茂川漁港で水揚げを行います。浅茂川漁港の松葉ガニの最大の特徴は、丹後半島沖の松葉ガニ漁場で捕った松葉ガニをその日の内に港に持ち帰り、直ちにセリを行います。山陰でも品質・鮮度共に最高級品です。
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浅茂川漁港産松葉ガニの証
浅茂川漁港で水揚げされた松葉ガニ(雄)の手には、必ずプラスチック製のタグ(緑色)が付けられています。漁師達が冬の荒海の上で必死に獲った松葉ガニが海外から輸入された冷凍ズワイガニと同じように扱われては困るという強い想いから、漁業組合側がこのタグを付けるようにしました。
活気に圧倒。松葉ガニのセリ
ずらりと並んだ松葉ガニ(雄蟹)。漁船から水揚げされた松葉ガニは、仲買人達により買い落とされ、全国の高級料亭、地元の魚屋さんに並びます。浅茂川漁港の松葉ガニは水揚げ量もそんなに多くないので、かなり希少な松葉ガニです。シーズン中は、鐘の合図と共に開始される松葉ガニのセリ。こんな風景が11/7の解禁日からシーズン最後(3/20頃)まで繰り返されます。是非ともこの活気を体感してほしいと思います。 |
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八丁浜海岸
浜の中央を境に、山陰海岸公園・若狭湾国定公園に指定された白砂の海岸。ハマナスの可憐な花が咲き誇る郷愁のビーチ。島児神社から万畳の岩まで直線で八丁(872m)あるころからその名がつけられたと言われています。夏には多くの海水浴客で賑わいを見せます。「きもと」からは歩いてたったの4分。水着のままお出かけいただけます。夕暮れ時には水平線にともる漁火が燃えるような夕日とともに人々のロマンを誘って止みません。夕焼けを見に浜辺を散策するのもおすすめです。 |
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夕日ヶ浦の落日(網野町 浜詰)
夕日が美しいのは八丁浜だけではありません。2000年記念企画で[20世紀最後の夕日を見よう」というコンセプトで全国192ヶ所の夕日の美しい名所が集められ、その中からここ夕日ヶ浦海岸が選ばれました。数ある名所の中から選ばれるだけのことはある場所。夕暮れ時には、空と海岸線は赤と黄金に染め上げられます。とおりすがる人の足を止めるほどの圧倒的な美しさ。海面にくっきりと映える夕日が沈んでいく風情を、時を忘れて見惚れる贅沢はここでしか味わえません。 |
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鳴き砂のビーチ ~琴引浜~
琴引浜はすべてが鳴き砂の浜。鳴き砂とは、ちょっと動かせば音が出る砂のことで、現在ではごく限られた美しい砂浜しか鳴くことはありません。少しでも汚れるとたちまち鳴かなくなってしまいます。人間にとって一番心地よく感じる音と鳴き砂の周波数が同じであるといわれています。ぜひ素足であるいて、心地よい音を楽しんで下さい。琴引浜は網野町の文化財に指定されているほか、これまでに多くの百選等に選ばれています。 |
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遠い昔の悲しい恋の伝説 [静御前]
2005年からNHK大河ドラマでスタートする「源義経」。網野はそのヒロインとなる静御前ゆかりの地でもあります。源義経に愛された静御前はここ磯地区の生まれとされています。静御前は、舞の名手として名高い磯禅師を母に持つ当時都一とうたわれるほどの白拍子でした。源平の争いで二人は引き裂かれ、やがて悲しい結末を迎えます。静御前は、生まれ故郷の磯に帰り、二十余歳という若さでこの世を去ったと言われています。網野町の磯集落のはずれには、静御前のはかない人生を哀れむように、小さな神社「静神社」がひっそりと建っています。TVドラマや小説の舞台を訪れて、美しくも儚い遠い昔の恋物語に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。
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子午線塔
網野町は、日本標準時を定める東経135°の子午線が通過する最北端の町です。浅茂川から磯へ行く途中の東経135°線上の日本海を望む景勝の地に昭和62年11月、現代的な高さ5.5mの最北子午線塔が建立されました。網野町の頭文字の「A」をデザイン化した塔で、電源には太陽電池を使用し、日本標準時とイギリスのグリニッジ標準時をデジタル表示しています。ここからの眺めもとてもおすすめ。網野に来たからには是非足を運んでおいて下さい。 |